「Speed Wi-Fi NEXT W01」が、Huaweiさんから、発売されました。
UQ WiMAX:Speed Wi-Fi NEXT W01
Huawei:Speed Wi-Fi NEXT W01 スペック
色は、下記の2色あります。
・MARINE(マリン)
・WHITE(ホワイト)
・BERRY(ベリー)
詳しく説明する前に、まずWiMAXの基本から説明していきます。
追記
「W01(Huawei)」は、旧機種です。
最新機種は「W04(Huawei)」と「WX03(NECプラットフォームズ)」です。
下記の記事を、参考にしてください。
●最新機種「WX03(NECプラットフォームズ)」
WX03はタッチパネルが大画面で見易い!スマホへの通信量の通知
「W04(Huawei)」と「WX03(NECプラットフォームズ)」の比較もしています。
WiMAXの基本
使用する回線
WiMAXで使用する回線は、全部で4種類あります。
●WiMAX
下り最大:13.3Mbps
上り最大:15Mbps
【特徴】
・YouTubeの高画質視聴が快適
・地下で繋がりにくい
●WiMAX 2+(110Mbps)
下り最大:110Mbps
上り最大:10Mbps
【特徴】
・「WiMAX」の上級回線
・地下で繋がりにくい
●WiMAX 2+(220Mbps)
下り最大:220Mbps
上り最大:10Mbps
【特徴】
・「WiMAX 2+(110Mbps)」の上級回線
・地下で繋がりにくい
●au 4G LTE
下り最大:75Mbps
上り最大:25Mbps
【特徴】
・利用可能エリアが広い
・地下にも強い
・1,005円/月のオプション料金が必要
※月額基本使用料とは別
※日割り無し
“下り”は、ダウンロードです。
“上り”は、アップロードです。
実は、ルーターで回線を指定する事はできません。
指定できるのは、「モード」です。
どのようなモードがあるかは、ルーターの機種によって、異なります。
それでは、「W01(Huawei)」について、詳しく説明していきます。
Speed Wi-Fi NEXT W01
スペック
製造元 | Huawei |
---|---|
質量 | 約113g |
外形寸法 | 約W120×H59×D10mm |
バッテリー(WiMAX 2+連続通信時間) | 約8時間 |
最大同時接続台数 | 10台 |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11ac/n/a/g/b |
対応ネットワーク(回線) | WiMAX 2+/au 4G LTE |
利用できる回線は、「WiMAX 2+」と「au 4G LTE」の2種類です。
「WiMAX」は、利用できません。
モード
モード | 使用する回線 |
---|---|
ハイスピードモード | 「WiMAX 2+(220Mbps)」と「WiMAX 2+(110Mbps)」を使用します。基本的には「WiMAX 2+(220Mbps)」で通信し、繋がらない場所では「WiMAX 2+(110Mbps)」で通信します。 |
ハイスピードプラスエリアモード | 「WiMAX 2+(220Mbps)」と「WiMAX 2+(110Mbps)」と「au 4G LTE」を使用します。その時の状況で最適な回線で通信します。 |
指定できるモードは、2種類です。
「ハイスピードプラスエリアモード」を指定すると、その月の基本使用料とは別に、1,005円/月の追加料金が発生します。
日割りは無いので、注意してください。
基本的に使用するモードは、「ハイスピードモード」という事になります。
地下鉄で繋がらない?
Twitterで、「地下鉄でつながりにくい」というツイートを見かけました。
理由は、簡単です。
「WiMAX」に対応していないからです。
「WiMAX 2+」の方が、通信速度は速いですが、サービスエリアは「WiMAX」の方が広いです。
サービスエリア|UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+
それは、地下鉄でも同じです。
対応している地下鉄の一覧を、下記のページで確認できます。
快適に使える!地下鉄路線|UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+
最新機種「WX02(NECプラットフォームズ)」の方がお薦め
私は、最新機種「WX02(NECプラットフォームズ)」の方がお薦めです。
理由は、「WiMAX」が利用できるからです。
「W01(Huawei)」の上位機種で最新機種の「W02(Huawei)」よりも、「WX02(NECプラットフォームズ)」の方がお薦めです。
「W02(Huawei)」も、「W01(Huawei)」とほとんど同じで、「WiMAX」は利用できないからです。
興味を持たれた方は、下記のリンクを参考にしてください。
WX02はさらに電池が長持ち!「直近3日3GB制限」の確認もできる
契約する時のプランと速度制限
いくつかプランはありますが、お薦めのプランは、本家の「UQ WiMAX」で言うと、最新プラン「UQ Flatツープラス ギガ放題」です。
プロバイダによっては名称が少し異なりますが、「ギガ放題」と覚えておけば大丈夫です。
料金などは異なりますが、速度制限のルールなどは、ほぼ同じです。
このプランの最大の特徴は、「月間7GB制限」が基本的に適用されない事です。
“基本的に”というのは、「au 4G LTE」を含む「ハイスピードプラスエリアモード」を使用した場合は、適用される場合があるからです。
●月間7GB制限
【条件】
・「ハイスピードプラスエリアモード」を利用中に、当月の「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の通信量の合計が7GB以上になった場合
【制限内容】
・当月末までの「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の通信速度が上り下り最大128kbpsになる
※「ハイスピードモード」の「WiMAX 2+」も含む
【解除方法】
・翌月になる
ポイントは、制限の対象が、“「ハイスピードモード」の「WiMAX 2+」も含む”という事です。
つまり、「1,005円/月の追加料金くらい気にしないぜ!」と言って、「ハイスピードプラスエリアモード」を7GB以上使用した場合、「ハイスピードモード」に戻しても、通信速度は最大128kbpsのままという事です。
月初めとかだった場合、かなりきついですよね。
というか、「WiMAXを契約した意味が…」ってなります。
なので、基本的には使いません。
私も、Huawei製の「HWD15」というルーターを使用しているのですが、このモードは全く使っていません。
今月の通信量を見てもらえれば、分かると思います。
ポケットに入れて持ち歩いていても、誤操作で「ハイスピードプラスエリアモード」を選んでしまった事もないです。
そういう風に配慮して設計されています。
ちなみに、「ギガ放題」以外の別のプランの場合、「ハイスピードモード」でも「月間7GB制限」の計算に使用されてしまうので、「ギガ放題」がお勧めです。
解約については、スマホと同じような2年契約になっています。
本家の「UQ WiMAX」では、下記のようになっています。
1ヶ月目~13ヶ月目:19,000円
14ヶ月目~25ヶ月目:14,000円
26ヶ月目(更新月):0円
27ヶ月以降:9,500円
公式サイト:UQ Flatツープラス 契約解除料について
プロバイダによって多少異なりますが、大体どこも同じような感じです。
「月間7GB制限」とは別に、スマホにあるような「直近3日3GB制限」は、どのプランでも存在します。
直近3日3GB制限
●直近3日3GB制限
【条件】
・当日を含まない直近3日間の「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の通信量の合計が3GB以上になった場合
※全てのモードが計算の対象
【制限内容】
・当日の昼頃~翌日の昼頃まで、「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の通信速度がYouTubeの高画質が見れる程度の速度になる
※全てのモードが制限の対象
【解除方法】
・翌日の昼頃になる
まず、「WiMAX」は計算にも利用されませんし、制限も受けません。
繰り返しになりますが、「WiMAX」は、このルーターでは利用できません。
『「WiMAX」が利用できないのは致命的だ!』
と思われた方、安心してください。
制限を受けた時の通信速度は、“YouTubeの高画質が見れる程度の速度”です。
つまり、めちゃくちゃ速いので、全然困りません。
実際に、私は「WiMAX 2+」を使って、毎日YouTubeなどの動画を、見まくっています。
毎日、10GB以上使っています。
これが証拠です。
毎日、速度制限を受けていると思いますが、自分では全く気が付きません。
それくらい快適なのです。
スピードテストの結果が気になる方は、下記の記事を参考にしてください。
WiMAXが7月15日より「直近3日間3GB制限」時の速度を上昇
だいたい4~6Mbpsくらいは出ています。
日常生活で普通に利用する分には、十分な速度です。
プロバイダを選ぶ
あとは、プロバイダを選ぶだけです。
信頼できる大手で、キャッシュバックや保証に力を入れているプロバイダを、3社ピックアップしました。
・BIGLOBE WiMAX 2+(BIGLOBE)
→BIGLOBE WiMAX 2+ キャンペーン
・GMOとくとくBB WiMAX 2+(GMO)
→GMOとくとくBB WiMAX2+ 月額3,609円
・UQ WiMAX(UQコミュニケーションズ)
→【WiMAX2+】モバイルネットの最強へ。
この中から選んで間違いないです。
私は、これらの費用の総額とルーター保証について、調べました。
費用の総額とは、キャッシュバックや月額料金、初期費用などを含めて、2年契約で支払う金額です。
キャッシュバックは多いけど、トータルで高かったら意味が無いからです。
前提として、月初め(1日)が契約開始日(端末受取日)として、この月を1ヶ月目(初月)として、25ヶ月間の費用の総額を計算しました。
2年契約なのに“25ヶ月間のコスト”にする理由は、スマホのように、解約金がかからない更新月を、満了月の翌月にしているプロバイダが多いからです。
それでは、費用の総額の順番で、それぞれのプロバイダについて、詳しく説明していきます。
BIGLOBE WiMAX 2+
【特徴】
・費用の総額が1番安い
・キャッシュバックがポイントでも受け取れる
・2年縛りが他社よりも短い
【キャンペーン】
期間:5月16日まで
条件:
・本サービスに初めて申し込まれる方
・「ベーシックコース」への加入
内容:
・キャッシュバック(現金orポイント)
現金:更新月まで契約を続けない場合は違約金20,000円
ポイント:違約金なし(ポイントの付与が止まる)
・端末料金が無料
・「ギガ放題」の月額使用料の割引
【キャッシュバック】
●現金
26,000円
●ポイント
23,400G
【ギガ放題】
1ヶ月目(初月、端末受取月):無料
2ヶ月目~3ヶ月目:月額3,495円
4ヶ月目~25ヶ月目:月額4,180円
【解約金】
1ヶ月目~13ヶ月目:19,000円
14ヶ月目~24ヶ月目:14,000円
25ヶ月目(更新月):0円
26ヶ月目以降:9,500円
【日割り】
加入:初月無料
解約:×(月末まで契約)
【保証サービス】
無し(メーカー保証)
【初期費用】
登録手数料:3,000円
【コース料金】
ベーシックコース:月額200円
【費用の総額】
●現金
77,950円
※月額換算:3,118円
●ポイント
80,550円
※月額換算:3,222円
リンク先を見ると、「WX02(NECプラットフォームズ)」しか扱っていないように見えますが、申し込み画面では、「W01(Huawei)」も選択できます。
「BIGLOBE WiMAX 2+」を契約した事がない全ての人が、このキャンペーンに参加できます。
So-netと同じように「ベーシックコース」という接続コースに加入する事になります。
キャッシュバックをポイントで受け取る場合、毎月ポイントが貰え、それを月額料金の支払いに使用する事ができます。
ポイントの場合は、違約金も無く、それ以降のポイントが貰えないだけです。
多くのプロバイダと異なるもう一つの大きな点として、更新月が他社よりも1ヶ月早いです。
普通は、26ヶ月目ですが、ここは25ヶ月目です。
つまり、他社よりも1ヶ月早く、2年縛りから抜けれます。
GMOとくとくBB WiMAX 2+
【特徴】
・費用の総額が2番目に安い
・保証サービスがある
・費用の総額と保証のバランスが良い
【キャンペーン】
期間:4月30日まで
条件:
・GMOとくとくBB新規ご入会の方(無料)
・「安心サポート」か「安心サポートワイド」に加入
・「Wi-Fi(公衆無線LAN)接続オプション」に加入
内容:
・キャッシュバック(現金)
・端末料金が無料
・「ギガ放題」の月額使用料の割引
【キャッシュバック】
●W01(Huawei)
33,000円
【ギガ放題】
1ヶ月目(初月、端末受取月):無料
2ヶ月目~3ヶ月目:月額3,609円
4ヶ月目~25ヶ月目:月額4,263円
【解約金】
1ヶ月目~25ヶ月目:24,800円
26ヶ月目(更新月):0円
27ヶ月目以降:9,500円
【日割り】
加入:初月無料
解約:×(月末まで契約)
【保証サービス】
●安心サポート
月額300円
※3ヶ月目から料金発生
※加入は契約時のみ
●安心サポートワイド
月額500円
※初月無料
※2ヶ月目は200円
※3ヶ月目から通常料金
※加入は契約時のみ
【初期費用】
登録手数料:3,000円
【GMOとくとくBB】
・無料(入会費、月額料金)
・何らかの支払いがある月に、GMOとくとくポイント100ptが貰える
※WiMAX料金の支払いに使える
【費用の総額】
84,054円
※月額換算:約3,362円
“GMOとくとくBB”に初めて加入される方は、キャンペーンを参加できます。
ほとんどの方は、加入した事がないと思うので、大丈夫だと思います。
違約金は無いですが、その分、解約金が高くなっています。
「安心サポート」は、通常使用による故障と破損の修理費が無料になるサービスです。
紛失、盗難などは、対象ではありません。
あまりにも修理で済まなそうな場合は、リフレッシュ品と無料で交換してもらえます。
「安心サポートワイド」は、「安心サポート」の保証対象に、水濡れも加わります。
水濡れが一番起こりそうな事態だと思うので、「安心サポートワイド」を勧めます。
費用の総額も、「安心サポートワイド」に加入する事を前提に計算しています。
「Wi-Fi(公衆無線LAN)接続オプション」は、有料で、飲食店や公共施設に設置されているWi-Fiを利用できるサービスです。
月額362円もします。
モバイルWi-Fiルーターの契約をするので、このサービスは不要です。
幸いにも、料金が発生するのは3ヶ月目以降なので、それまでに解約しましょう。
Web上で簡単にできるそうです。
費用の総額も、「Wi-Fi(公衆無線LAN)接続オプション」は解約する事を前提に計算しています。
UQ WiMAX
【特徴】
・本家のUQコミュニケーションズ運営
・最短で申し込み当日に商品発送
・保証サービスが手厚い
・本家ならではのスピード感、安心感
【キャンペーン】
期間:2月1日~5月2日まで
内容:
●W01(Huawei)
・10,000円商品券(JCBギフトカード)
※発送時(2ヶ月目の月末まで)に解約していたら無効
※違約金の記載なし
【ギガ放題】
1ヶ月目~3ヶ月目:月額3,696円
4ヶ月目~25ヶ月目:月額4,380円
※1ヶ月目:初月、端末受取月
【解約金】
1ヶ月目~13ヶ月目:19,000円
14ヶ月目~25ヶ月目:14,000円
26ヶ月目(更新月):0円
27ヶ月目以降:9,500円
※25ヶ月目の月末でも0円
【日割り】
加入:○
解約:○
【保証サービス】
●端末補償サービス
月額380円
※日割り無しで初月から料金発生
※加入は契約時のみ
【初期費用】
登録手数料:3,000円
【端末料金】
●W02(Huawei)
2,800円
【費用の総額】
114,448円
※月額換算:約4,578円
私はここで契約しています。
“最短で申し込み当日に商品発送”という事ですが、ネットで申し込んで、次の日には、ルーターが届きました。
「端末補償サービス」は、下記の事態において、リフレッシュ品を有料で交換してもらえるオプションサービスです。
・自然故障(通常使用による故障)
・部分破損
・全損
・水濡れ
・火災による焼失
・盗難
・紛失
リフレッシュ品とは、中古ですが、新品同様の状態に初期化した機器の事です。
交換料金は、このようになっています。
初回:3,300円
2回目:5,300円
ただし、1年目の自然故障に関しては、何回でも無料です。
ここまで全体対応な保証サービスは、他社では無いです。
故障した時に電話で連絡すると、リフレッシュ品を送ってもらえるので、結構早く利用を再開できます。
月額380円なので、加入する事をお勧めします。
費用の総額も、これに加入する前提で計算しています。
まとめ
今回の「W01(Huawei)」は、デザインが良くて、結構人気のルーターです。
色んなプロバイダでも、在庫処分の真っ最中です。
契約するつもりがあるなら、できるだけ早いほうが良いですよ。
追記
「W01(Huawei)」は、旧機種です。
最新機種は「W04(Huawei)」と「WX03(NECプラットフォームズ)」です。
下記の記事を、参考にしてください。
●最新機種「WX03(NECプラットフォームズ)」
WX03はタッチパネルが大画面で見易い!スマホへの通信量の通知