シルシルミシルに出演していた、ADの堀くんって今どこにいるのでしょうか?
そんなことを考える人が出るくらい、彼は世間から遠い存在になっています。
そして、この記事を読んで、ますます遠い存在に感じました。
「そんな人気者だった堀くんの今は不明です(笑)。というのも、堀くんが所属していた『MNW』という制作会社が開店休業状態になっているからなんです。『MNW』は3年ほど前に分裂し、そこから、AD派遣の専門会社が誕生した。これが要は人夫出しの会社。堀くんがまだテレビ業界にいるなら、おそらくここに所属して、日々派遣ADとして番組ごとに派遣されているんでしょうね」
「制作会社が堂々と番組を作ってたときは、仕事はきつくても見込がある人間は3~4年も下積みすれば、制作会社の裁量でADからDに引き上げることができたんです。それが今や局の社員ADでもない限り、ディレクターにすら一生なれません」
…
なんとも、悲しい現実です。
シルシルミシル卒業後
そんなAD堀くんですが、実はWikipediaがあります。
Wikipedia:堀雅哉
ここに、シルシルミシル以降のテレビ出演情報が書いてあるので、引用してまとめます。
2012年6月24日放送の『日曜×芸人』「激うまロケ弁当でポジティブ!」の回で、同番組のレギュラー出演者・バカリズムがナレーションを務める『シルシルミシルさんデー』のロケ弁当を『日曜×芸人』の出演者が食べてもいいかを『シルシルミシルさんデー』のスタッフに交渉しに行った際登場し、それを許可した。
“許可した”ということは、『シルシルミシルさんデー』側のスタッフですよね。
これで、一安心です。
ちゃんと、同じ現場で働いていたんですね。
2013年5月1日放送の『バカリズム御一考様』内の企画「第3回 芸人笑喚カードバトル WARAUNO」で、芸人に代わって番組ADにお題を答えさせる“ADカード”が使用された際に登場。解答が観客の過半数の評価を得る。
約一年後も、何だかんだ言って、テレビ朝日系の番組でADをやれているんですね。
安心しました。
まあ、今はわからないですが…
AD堀くんの懐かしい動画
テレビ朝日のYouTubeチャンネルに、AD堀くんが出演している動画が3つあったので、それを載せます。
この棒読み感、作り笑顔、「とってもおいしいです」、懐かしいですね。
AD堀くん関連商品
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こんな商品も出して貰えるなんて、やっぱりこの人は凄いです!
『シルシルミシル』関連の商品をAmazonで検索しても、この商品しか出てきません。
それだけ、番組の顔だったということですね。
テレビ業界の闇
テレビが面白くない、といわれて久しいが、テレビをくだらなくしているのは「カルテル化」だといわれている。局側が資本関係のある制作会社(子会社や関連会社など。局員の出向先でもある)にしか完パケ納品を認めなくなっているのだ。テレビ制作会社のプロデューサーが内情を語る。
「カルテル化した理由は、第一にコンテンツを自社に蓄積させるためなんです。今やテレビ局はメディアとしてハード力に強みはないですから。となると強化すべきはコンテンツ力になる。そこにまったく第三者の制作会社が入ると契約がややこしくなるので、制作能力も含め、コンテンツの外部流出を防ぐためにカルテル化した。局としてもコストカットもしやすいですからね」
最初に紹介した記事から引用してきました。
コンテンツはテレビ局の物。
作るのは制作会社。
これだと、DVDの販売収益なども、全てテレビ局の物なのでしょうか。
それだと、本当にきついですね。
司会のくりぃむしちゅーよりも人気になり、ついには彼の単行本や、ストラップ、アプリなど堀くんグッズまでも販売されるように。ちなみに、この収益は全部テレ朝が持っていった。
さっきの本も…
完パケとは?
ところで、“完パケ”ってどういう意味かわかりますか?
先ほどの引用部に出てきましたけど。
実はこれ、2つの意味があります。
●1つ目
収録した映像やコンテンツなどをバラの状態ではなく完全に編集し、放送できる状態、または完全に印刷できる状態にしたものを指す言葉。
●2つ目
上記から転じて、収録時にBGMなども同時に収録し、編集することなく放送する放送形態を指す言葉。
両方とも、Wikipediaの完パケから引用しました。
実は僕も最近知りました。
今回のは、1つ目の意味ですね。
お笑い芸人さんがテレビで言う、「これ完パケだからカットされないよ!」は2つ目の意味ですね。
まとめ
将来の希望は薄いかもしれませんが、続けているのは好きだからでしょう。
嫌だったらいつでも辞めれると思います。
ADをやっている以上は、これからも頑張って欲しいです。
もちろん、あのキャラで!