ネットで投げ銭して貰える方法やサービスのまとめ!仮想通貨にも対応
ネットで投げ銭して貰える方法は、昔から模索されて来ています。
フィンテックに注目する企業が増え、その可能性は非常に大きくなって来ました。
しかし、先日Twitter上で話題になった「Osushi」のように、運営社自体が日本の法律に抵触していた場合もあります。
“投げ銭”サービス「Osushi」再開 「金銭」受け取り→「商品」と交換制に
今回は、そう言った法律に抵触していそうなサービスを除いて、ちゃんとしたサービスや方法を紹介します。
また、仮想通貨が非常に盛り上がっているので、仮想通貨での投げ銭についても、紹介します。
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物乞い(ものごい)は軽犯罪法違反
その前に、一番大事な事を説明しておきます。
まず、この記事を読んでください。
「ネットこじきは犯罪」 容疑で無職男が書類送検 募金や大道芸は?
物乞いは、軽犯罪法違反になるので、止めておきましょう。
軽犯罪法1条では、「こじきをし、又(また)はこじきをさせた者」を「拘留又は科料に処すことができる」と定め、こじき行為を禁じています。
この法律の理由は、憲法にあります。
憲法には、国民の「勤労の義務」が定められています。
しかし、大道芸などは認められています。
ちなみに、大道芸や楽器演奏などのパフォーマンスを路上や公園で披露し、見物客から「投げ銭」を集める行為は、パフォーマンスの対価とみなせるため、適法だそうです。
つまり、投げ銭を募る場合は、何かの対価として募らなければならないのです。
なので、「〇〇という活動を支援してください」や、「物を送るので支援してください」など、何かを提示して募りましょう。
さて、本題に移ります。
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現金(日本円)
LINE Pay
あの有名なLINEのサービスの一部です。
このサービスでは、他の友達登録してあるLINEユーザーに、お金を送れます。
このサービスの中に、下記の2種類のアカウントがあります。
・LINE Cash
・LINE Money
LINE Cashは、本人確認が済んでいないアカウントです。
お金を送る事も、受け取る事もできません。
単なる「LINE ウェブストア」での決済に使えるだけです。
コンビニなどで、自分で入金する必要があります。
LINE Moneyは、LINE Cashのユーザーが本人確認をした後に与えられるアカウントです。
お金を送る事も、受け取る事もできます。
受け取ったお金を出金する事もできます。
LINE Moneyのアカウントから、LINE Payの未登録者、LINE Cashのアカウントに、お金を送る事もできます。
しかし、この場合は、送信後7日間以内に、送られた人がLINE Moneyのアカウントを取得しないと、送った人に返金されます。
最近では、元LINEの田端信太郎さんが、Twitter上での「ZOZOTOWN退会祭り」のお詫びとして、「ZOZOTOWN入会祭り」を行いました。
その際に、LINE Payを使って、お金を知らない人にばら撒きました。
ZOZOTOWNに転職した田端 信太郎氏が金をばらまく祭りを開始www
この時のお願いは、「ZOZOTOWNから買った服をきて写真をアップロードして」という内容でした。
つまり、ZOZOTOWNの宣伝活動を支援する形で、投げ銭をしたという事です。
●参考リンク
意外とわかりにくいLINE Payの仕組みを徹底解剖。LINE CashとMoneyの違いとは?手数料はどこにかかるの?
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polca(ポルカ)
これは、あの家入一真が社長を務める株式会社CAMPFIREが運営しています。
個人の小規模なクラウドファンディングです。
投げ銭を募る側が何かを企画して、それを支援したり、それに参加する権利を購入する形になります。
アプリをインストールして、クレジットカードを登録すれば、すぐに企画したり支援できます。
銀行口座を登録すれば、本人確認なしで出金できます。
LINE Payやpolcaのようなサービスは、他にもありますが、実は全然違います。
それはこの記事が非常に参考になります。
なぜpaymoやKyashやpolcaがよくて、Osushiが法律的にアウトなのか?PayPalも諦めた日本の「送金」事情。
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Amazonギフト券(Eメールタイプ)
Amazonギフト券を、メールで誰かに送れるサービスです。
相手のメールアドレスさえ分かれば、送れてしまいます。
一番古典的ですが、一番ユーザーが多いAmazonのサービスなので、期待はできるのかもしれません。
しかも、相手に伝わる送り側の情報は、利用時に入力する「贈り主」のみです。
これを、手入力でハンドルネームなどに変更すれば、相手にはそれしか伝わりません。
それを検証したブログ記事はこちら。
Amazonギフト券は送信者・受信者共に匿名で送る事が可能なのかちょっと試してみました。
しかし、これも何かの活動をしていて、支援を募る形にしましょう。
また、「ほしい物リスト」は登録してある本名が晒されるので、利用しないようにしましょう。
身バレの危機? Amazonの「ほしい物リスト」、保存すると本名に書き換わる仕様に変更
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仮想通貨
MONA
モナコイン(単位:MONA)です。
このモナコインを、Twitter上で投げ銭できるシステムを作った人がいます。
そのシステムを、tipmona(チップモナ)と言います。
相手のTwitterアカウントが分かれば、送金できます。
もちろん、受け取った側は、出金できます。
MONAを円に換える場合には、国内だと下記の取引所などがあります。
【取引所】
・Zaif
・bitbank
【販売所】
・bitFlyer
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XEM
コインチェック騒動で話題になったネムの一つであるゼム(単位:XEM)です。
これもMONAと同じように、Twitter上で投げ銭ができます。
そのシステムを、nem-tip-bot(ネムチップボット)と言います。
相手のTwitterアカウントが分かれば、送金できます。
もちろん、受け取った側は、出金できます。
XEMを円に換える場合には、国内だと下記の取引所があります。
【取引所】
・Zaif
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まとめ
【現金】
・LINE Pay
・polca(ポルカ)
・Amazonギフト券(Eメールタイプ)
【仮想通貨】
・MONA(モナコイン)
・XEM(ゼム)
数あるサービスの中から、現実的にあり得そうな物を選んで紹介しました。
仮想通貨に関しては、他にもあるようですが、あまり詳しくないので、流行っている物に限定しました。
現在は、何かを応援するのには様々なサービスがありますが、やはり敷居が高い物が多いです。
この記事によって、そういう活動やその支援の敷居が下がり、お金の循環が円滑化すれば幸いです。
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